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不正咬合

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歯が伸びている〜不正咬合〜

4歳、ネザーランドドワーフ、オス

食事量の減少に気付かれて来院されました。食欲低下は色々な病気の症状としてみられますが、ウサギさんの場合は歯が伸びすぎてしまうことによる違和感や痛みによるものも多く見られます。今回は前歯(切歯)が伸びやすく食事がしにくくなっていました。

不正咬合とは?

ウサギさんの歯は生涯伸び続けます。牧草をすりつぶして食べることによって上下の歯が磨耗し合い、適切な長さが維持されますが、ペレットなど固いものを食べる際は人と同じように上下に噛んで食べます。奥歯(臼歯)は上の歯は下の歯より外側に生えているのでこの上下に噛む運動を続けていると、上下それぞれの歯が削り合ってスパイクという尖った歯ができてしまいます。この状態を不正咬合と言います。

症状と検査

不正咬合による違和感や痛みによって、元気食欲不振が起こったり、よだれや歯軋りが見られたりすることがあります。

検査では口の中を直接確認したり、レントゲン検査によって歯根を含めて確認します。

治療と経過

不正咬合が重度の場合は、尖っている部分を削る処置が必要です。元気食欲不振など、全身状態の低下が見られる場合は、内科治療を併用することもあります。再発することも多いですが、食事内容を牧草中心にするなど気をつけることで再発間隔をあけれたりする可能性があります。

おわりに

不正咬合はウサギさんにおいてよく見られる病気ですが、食欲低下が続くと、消化管の機能も落ちて生死に関わることもある病気です。発症を防ぐためにも牧草を中心とした食事内容を心がけましょう。

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